阿見町の市制施行が見送られたことは、率直に残念に思います。長く準備を重ねてこられた町の皆さまのお気持ちを思うと、なおさらです。

ただ、まちの価値は人口の数字だけで決まるものではありません

市制施行には人口5万人という要件があり、その数字が一つの節目になることは事実です。「市」になれば知名度が上がり、企業誘致や移住促進の場面で有利に働くという声もあります。

けれども、そこに暮らす方々にとっての本当の価値は、肩書きではありません。安心して子どもを産み育てられるか。年を重ねても住み続けられるか。働く場所があるか。買い物や通院に困らないか。日々の暮らしの手触りこそが、まちの価値だと私は考えています。

大切なのは、希望を持って暮らせる地域をつくること

阿見町には、豊かな自然と、住宅地としての利便性が同居しています。圏央道のインターチェンジがあり、JR常磐線の駅にもアクセスできる。宅地開発が進み、商業地域も広がっています。ポテンシャルは十分にあるまちです。

大切なのは、そこに暮らす皆さまが安心して、希望を持って暮らせる地域をつくることです。子育て、福祉、地域経済の充実を通じて、誰もが幸せに暮らせるまちづくりを進めていくことが、何より重要だと感じます。

数字の先にあるものを見つめて

市になるかどうかは、あくまで手段です。目的は、住んでいる方が「このまちでよかった」と思えることのはずです。

茨城3区(取手市・牛久市・龍ケ崎市・守谷市・阿見町・稲敷市・美浦村・利根町・河内町)のそれぞれのまちが、それぞれの持ち味を活かして輝けるよう、私も力を尽くしてまいります。

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