解散総選挙で延期となっておりました水戸オフィスを、このたび開設する運びとなりました。ご報告申し上げます。
空き家が増える一方で、新しい家が建ち続けている
全国で空き家が増える一方で、新たな住宅が次々と建てられている。これが、いまの日本の現実です。
一見すると矛盾した話に思えますが、それぞれに理由があります。新築を選ぶ方には税制上の後押しがあり、住宅ローンも組みやすい。一方で、中古住宅は状態の見極めが難しく、リフォーム費用の見通しも立てにくい。持ち主にとっても、相続した実家をどうすべきか判断がつかないまま、年月だけが過ぎていく。
その結果、まだ十分に使える家が空いたまま傷んでいきます。管理されない空き家は、防犯や防災の面でも、景観の面でも、地域の課題になっていきます。
「すべての人に居場所がある社会を」
私は「すべての人に居場所がある社会を」をモットーに掲げ、空き家再生に取り組んでまいります。
ここで言う「居場所」とは、単に雨風をしのぐ建物のことだけではありません。安心して眠れる場所があること。地域とのつながりの中に自分の場所があること。その両方が揃って、はじめて居場所と呼べるのだと考えています。
空き家を再生することは、住まいの選択肢を増やすと同時に、その街に人が戻ってくるきっかけをつくることでもあります。若い世代が手の届く価格で住まいを持てるようになれば、地域の担い手も増えていきます。
現場から、政策へ
私は経営者として、空き家や遺品整理の現場に実際に立ち会ってきました。そこで見えてくるのは、統計の数字には決して現れない一軒一軒の事情です。
この経験を、政策づくりに還元してまいります。水戸オフィスを新たな拠点として、茨城県全体の課題に向き合ってまいります。
