野党は疑似政権交代の錯覚が起きないよう存在感が求められる。

安倍総理の突然の辞任会見から一夜が明けました。

冒頭、体調の不調にもかかわらず、最後まで全うしようとしたことに敬意を表し、そして、想いを果たせなかったことについては、胸中をお察しいたします。
まずは、体調のご回復をお祈りいたします。

さて、添付画像のようにNHKの政治ニュース一覧は、安倍総理辞任のニュース1色です。

野党としては、総理が交代することで、かつての疑似政権交代の錯覚が国全体で起きないように存在感を発揮しなくてはいけません。
政治は『誰かやるか』よりも『何をやるか』が重要です。

安倍政治の批判ではなく、安倍政治を超える対案が必要なのは言うまでもありません。

そのためには、日本と世界との比較する必要があり、例えば、日本の幸福度はどうして世界で62位等の、本質的な議論が不可欠です。

東大、京大、東北大等の日本の大学ランキングも毎年低下しています。
これは税金が教育に正しく使われていない証拠です。

法務大臣が1億5千万円の買収容疑で逮捕されました。これも原資は税金です。

桜を見る会にも数億円が私的に使われました。

ポスト安倍政治は、国民が税金を任せられるかどうかが重要の判断基準となってくると思われます。

安倍政治の礼賛、踏襲ではいけないのは自明であります。

今の政治に求められているのは、緊張感と透明性です。

与野党伯仲で政治に緊張感を与え、国民の顔を見て、丁寧に政治を進めることが重要です。

安倍総理の側近政治によって、政策の意思決定のプロセスも不透明でしたが、ここを見える化して、オール日本でコロナ禍を乗り切る必要があります。

43歳の若さと行動力で頑張りますので、引き続き、梶岡博樹の活動へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。